描いた日常



「あ!登子ちゃーん」


校門を通る前に、登子ちゃんが居た


「……」



すっ…素通りΣ( ̄□ ̄;)

「待ってよ、登子ちゃん!」


私は猛ダッシュで登子ちゃんに近づいた。



「あら、居たの?」


「いやいや!さっきから後ろで、名前呼んでたし!」

「おはよう」


「無視ですか!?…おはよう」

何か複雑な気持ち…



私達は話しながら、下駄箱へ向かって歩いている。



あっ…SPさんだ

また居るのか〜


てゆーか、思ったんだけど…



「私が昨日の朝登校した時、SPさん居なかったよ?」


「そうね…昨日は丁度、全部の部活の朝練が無かったから、SPもゆっくりしてたのよ。
それにあんた、朝早くに登校して来たじゃない」


「あぁ、それもそーだね〜」

一時間以上も時間余ったしね!



私達は下駄箱で上履きに履き替え、教室へ向かった。

「そーいや、和泉ちゃんは?」


「教室に居るんじゃない?委員長だし」


「成る程〜…」



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