「生きろ」
3
いつもの朝、天気は晴天。



「姉ちゃん、ユサ君が来てるよ」


「はーい」


リボンをつけて、玄関へ向かう。


そこにはマスクをつけたユサの姿があった。



「おはよ」


そう言ったユサこ声は、誰が聞いても枯れている
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