続 Forever LOVE
「大樹ーーーーー!!!」
私はありったけの大声で叫んだ。
すると、
遠くに大樹の姿を見つけた。
私は全速力で駆け寄った。
「優香?
なんで?
学校は?
ってかなんで悠馬と紗枝がいんの?」
「先輩を見送りに来たんですよ」
「大樹!なんで黙って行っちゃうの?」
「ごめんな。紗枝・・・。
紗枝の泣き顔見たら
行けなくなっちゃいそうで怖かったんだ」
「大樹・・・。」
「優香・・・。」
「ごめんな。
俺、優香が好きだ・・・。
優香のこと忘れられない。
今もこれからも
優香のこと好きだ」
「うん。わかってる。
大樹のことだからそうだと思った」
「なんだ。
全部お見通しだったのかよ」
「私を誰だと思ってんのよ」
久しぶりに二人で笑いあった気がする。