続 Forever LOVE
[another love3]
≪悠馬side≫
「はぁ~」
「なんでため息ついてんの?」
「なんでお前がいんだよ?」
「別にいいやん~」
俺の隣には亜季音がいる。
「優香と先輩のこと
気になるやろ~?」
「別に・・・
俺は今好きな人いんだよ」
「優香のことは吹っ切れたん?」
「いつまでも引きずってられっかよ」
「悠馬らしいなぁ~」
そういって彼女は笑った。
彼女の横顔はとてもきれいで
いつまでも見つめていたい。
「なぁ・・・」
「・・・・」
「おい!無視すんなよ!」
「うちの名前は
なぁでもおいでもありません!」
「はぁ・・・
亜季音!」
「何?」
「ありがとな」
「なんでいきなり?」
「俺の好きなやつ・・・
誰かわかる?」
「知らないよ。そんなの。
さすがのうちでも
エスパーちゃうし」
「結構鈍感なんだな!」
「悠馬に言われたくない!」