天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅩ
そういう訳で最近更に食が進む撫子である。
割と長身で細身の彼女のどこに、これほどの量の食べ物が消えていくのか。
日々ダイエットに勤しむ女子生徒達には羨ましい話である。
「いい食べっぷりだよねぇ、撫子ちん」
雛菊がニコニコ笑う。
「花見の時も、私の作ってきたお弁当に、奥方の作ってきたお弁当に、発明馬鹿君の作ってきたオードブルに、ブラッディアザミちんのスイーツに…一通り全部平らげちゃってたもんねぇ」
「だぁって、あの時の料理はどれも最高に美味しかったんだもん。花見に参加しただけでタダでアレだけの料理を食べられるんだから、食べなきゃ損でしょ」
尚も箸をすすめながら撫子が言う。
割と長身で細身の彼女のどこに、これほどの量の食べ物が消えていくのか。
日々ダイエットに勤しむ女子生徒達には羨ましい話である。
「いい食べっぷりだよねぇ、撫子ちん」
雛菊がニコニコ笑う。
「花見の時も、私の作ってきたお弁当に、奥方の作ってきたお弁当に、発明馬鹿君の作ってきたオードブルに、ブラッディアザミちんのスイーツに…一通り全部平らげちゃってたもんねぇ」
「だぁって、あの時の料理はどれも最高に美味しかったんだもん。花見に参加しただけでタダでアレだけの料理を食べられるんだから、食べなきゃ損でしょ」
尚も箸をすすめながら撫子が言う。