天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅩ
「そういえばさぁ…」
雛菊の箸を動かす手が止まった。
「花見の時、ラブリーピンクが現れたよねぇ」
ピタリ。
元気よく食事を口にしていた撫子が固まる。
「ピンク色のフワッフワの縦ロールの髪に、フリッフリのピンクのコスチューム…可愛かったよねぇ、ラブリーピンク」
「そ…そうなんだ…私あの時トイレ行ってたから…」
引き攣った笑みを浮かべながら言う撫子。
雛菊の箸を動かす手が止まった。
「花見の時、ラブリーピンクが現れたよねぇ」
ピタリ。
元気よく食事を口にしていた撫子が固まる。
「ピンク色のフワッフワの縦ロールの髪に、フリッフリのピンクのコスチューム…可愛かったよねぇ、ラブリーピンク」
「そ…そうなんだ…私あの時トイレ行ってたから…」
引き攣った笑みを浮かべながら言う撫子。