天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅩ
回避行動をとりつつ物陰に隠れようとするであろう相手を追って、アリスカは銃口を走らせる。

しかし。

「っ?」

相手の動きはアリスカの予想に反していた。

隠れる事なく、こちらに向かって突進してくる!

連射に優れていないドラグノフの性能を熟知した行動だ。

「くっ!」

懐に飛び込まれるとこちらが不利!

アリスカは焦りつつも冷静さを何とか保ったまま、次弾を装填し。

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