天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅩ
しかし。

「バッカじゃねぇの、満」

笑いながら龍太郎は席を立つ。

「俺がそんな古い事、いつまでも気にするほどナイーブに見えるか?終わった事じゃねぇか、気にもしてねぇよ」

ポケットから小銭を出してテーブルの上に置く。

「満こそ気ぃ回しすぎなんだよ。そんな事ばっか考えてるから、ストレス溜まって逆に暴飲暴食が祟って太っちまうんだぜ?」

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