天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅩ
苦手な恋愛相談ではあったが、何とか芽々は納得して教室へと戻っていったようだ。

ロボットだろうが、人造美女だろうが。

天神学園では自由に振る舞う権利がある。

プログラムやコンセプトに縛られて、自分の意思を尊重できないなどというのは自由な校風に反するし、卒業していった生徒達の中にもロボットはいたが、そんな縛りに囚われる事なく、今では自由にやっている筈だ。

それと同じように、芽々にも自分の感情の赴くままに行動して欲しい。

龍娘はそう思うのだ。

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