天使のi love you
突然に
白い雪がひらひらと舞い落ち始めたころ

「いってきまーす」

私は約束の場所へと向かった。

実は約束に10分遅刻していた。でもブーツな訳で走る事ができない格好だ。
それでも早歩きで約束の場所へと向かう。

ピーポーピーポー

遠くからだんだん近づく一つの音。
救急車が約束の時計台の所で止まる。

「ハァハァ・・・・ひか、る?」

私は時計台の下の人だかりをかき分け時計台の真下につく。

目の前に広がる光景それは、言葉で表せないほどの驚きの光景。
だんだん広がる血。救急車に乗せられるひかる。

「ひかるっ!!!!!!」

目を閉じてお腹を押さえているひかる。

「お知り合いですか?」

「わたし、かれ・・・彼の彼女です。」

溢れだす感情。気づくと頬に涙が伝っていた。
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