【完】校内1のイケメンに恋をした!!
入り口で大雅さんが電話して、その数分後に龍輝さんと朔也さんが外にやって来た。
龍輝さんは私を見て小さく笑い、それから大雅さんを見る。
「それで、大雅。これからどこ行く?」
「あー…実は全っ然考えてないんだよねぇ」
「はぁ? 言い出しっぺはお前じゃん」
「んー…」
大雅さんが私をチラリと見る。
そして、さっきと同じようににっこりと笑った。
「今日は龍輝の部屋でまったり過ごすでいいんじゃない?」
………。
「…はぁ?」
…全員の声が重なった。ような気がした。