【完】校内1のイケメンに恋をした!!


「も、文句って! 相手は3年生ですよ!?」

「だから何? 年齢とか関係なくない?
て言うかさ、その女だけじゃなくて全校生徒にお前のこと言うわ」

「はい!?」


「“コイツは俺の女だから”ってハッキリ言えば、お前に余計なこと言う奴も居なくなるだろ?」


そ、それはそうかもしれないけど…、て言うか、余計色々言われそうな気がする…。




「ねぇ龍輝、もしかしてアレに出んの?」

「おう、手っ取り早いだろ?」

「うわぁ、真由ちゃん絶対嫌がるじゃん。 ねぇ?」


え?

アレ、って…何かあったっけ?




「…あの、龍輝さん? アレって…?」


頭の上に はてなマーク を浮かべながら龍輝さんを見つめていたら、答えは龍輝さんじゃない人…――朔也さんから返ってきた。




「愛の告白大会」


……あっ…!!


毎年恒例って言ってた、あのイベントだ…!!




「…って!! 龍輝さんそれに出るつもりですか!?」

< 200 / 211 >

この作品をシェア

pagetop