the second 〜永遠の恋人〜
『…何これ…昨日からこんなんだった?』
部屋中の物がまるで台風が通り過ぎたかのように散乱していた。
空き巣が何かを探しまくったかのような酷い有様である。
『ちょっと冗談でしょ』
口に出してみるが声が自分でないかのように二日酔いの頭に響くだけで事態は変わらなかった。
途方にくれて座り込む。
座った目の前にはお気に入りのCDが真っ二つに割れていて未音は泣きそうな気分になった。
『酔っ払って暴れたのかなぁ…って私が?』
自問自答してみるが勿論誰も答えてくれない。
慌てて玄関に走り鍵を確かめてみるが、ちゃんと施錠されていた。
チェーンこそ掛けていないが面倒なので何時もの事である。
それにマンションの鍵自体持っている人物に限りがあった。
自分と実家、それに管理室と弓暢の合計4個。
部屋中の物がまるで台風が通り過ぎたかのように散乱していた。
空き巣が何かを探しまくったかのような酷い有様である。
『ちょっと冗談でしょ』
口に出してみるが声が自分でないかのように二日酔いの頭に響くだけで事態は変わらなかった。
途方にくれて座り込む。
座った目の前にはお気に入りのCDが真っ二つに割れていて未音は泣きそうな気分になった。
『酔っ払って暴れたのかなぁ…って私が?』
自問自答してみるが勿論誰も答えてくれない。
慌てて玄関に走り鍵を確かめてみるが、ちゃんと施錠されていた。
チェーンこそ掛けていないが面倒なので何時もの事である。
それにマンションの鍵自体持っている人物に限りがあった。
自分と実家、それに管理室と弓暢の合計4個。