the second 〜永遠の恋人〜
前から康太達にも『似合わないから切れ』と連呼されていたのだが、本人はお気に入りで、何時もサラサラと風になびかせていた。
だから待ち合わせの場所に樹が現れた時、最初は誰だか分からず驚いた。
髪を切った樹は驚くほど若返った。
お世辞抜きに高校生に見える。
何時も接している樹の違う一面を見て紗英の心は正直ときめいた。
『でもホント髪切って良くなったよ樹君』
『さっきから何度目だよ、そんなに似合わなかったかなぁ』
『うん、今から思えば変だった』
思わず本音を言ってしまう。
『ねぇ今日は誘ってくれて有難うね。楽しかったよ』
『俺も楽しかった。紗英ちゃんと一緒でドキドキしたよ』
『またぁ上手なんだから』
互いに目をそらせたが内心は鼓動が高鳴っていた。
だから待ち合わせの場所に樹が現れた時、最初は誰だか分からず驚いた。
髪を切った樹は驚くほど若返った。
お世辞抜きに高校生に見える。
何時も接している樹の違う一面を見て紗英の心は正直ときめいた。
『でもホント髪切って良くなったよ樹君』
『さっきから何度目だよ、そんなに似合わなかったかなぁ』
『うん、今から思えば変だった』
思わず本音を言ってしまう。
『ねぇ今日は誘ってくれて有難うね。楽しかったよ』
『俺も楽しかった。紗英ちゃんと一緒でドキドキしたよ』
『またぁ上手なんだから』
互いに目をそらせたが内心は鼓動が高鳴っていた。