the second 〜永遠の恋人〜
愛車の4輪駆動を走らせながら何度か未音を呼び出してみる。
しかしそれっきり未音が電話に出る事は無かった。
未音のマンションから500メートルぐらい離れた場所に差し掛かった弓暢は、赤く点滅している交差点で検問をしているのを発見した。
飲酒だろうか、それとも…まさか?
あっという間に手に汗が滲む。鼓動も苦しいほどだ。
しかし此処でユーターンしてはあまりにも不自然だ。何処か曲がる所は?車を止める場所は?
気が付いた時、弓暢は無意識に検問前のコンビニに車を入れた。
とにかく此処で気持ちを落ち着けなければ。
不自然に見えないよう、ゆっくりと車から降りる。
横目で10メートル先の検問場を見てみると、手持ち無沙汰な警官が弓暢を見ているのが分かった。
しかしそれっきり未音が電話に出る事は無かった。
未音のマンションから500メートルぐらい離れた場所に差し掛かった弓暢は、赤く点滅している交差点で検問をしているのを発見した。
飲酒だろうか、それとも…まさか?
あっという間に手に汗が滲む。鼓動も苦しいほどだ。
しかし此処でユーターンしてはあまりにも不自然だ。何処か曲がる所は?車を止める場所は?
気が付いた時、弓暢は無意識に検問前のコンビニに車を入れた。
とにかく此処で気持ちを落ち着けなければ。
不自然に見えないよう、ゆっくりと車から降りる。
横目で10メートル先の検問場を見てみると、手持ち無沙汰な警官が弓暢を見ているのが分かった。