the second 〜永遠の恋人〜
レジに居たフリーターの大輔は最初から変な客だなあとは思っていた。
だいたいこの時間に来る客は、みな顔なじみである。
特に何かを買う訳でもない。缶コーヒーを買って長時間立ち読みをする。
しかし、さっき入って来た男は明らかに様子が変だった。
真っ青な表情に雨の中を歩いて来たのかと思う程の大量の汗、目は真っ赤に充血し頬は落ち窪んでいる。
(変なクスリでもやってるんじゃねえのか?)
男は最初に雑誌を手に取ったが、まるで読んでいない。
せわしなくページをめくり目はキョロキョロと辺りを伺う。
そうしている内に男は変な悲鳴を上げて後ずさり始めた。
『おい、何やってるんだオッサン』
大輔が注意した瞬間、背中からぶつかられた客が男の肩に手をかけた。
180以上ある大男で腕には刺青を施してある。
(あーあ、オヤジやばいよ、半殺しにされちゃうぞ)
だいたいこの時間に来る客は、みな顔なじみである。
特に何かを買う訳でもない。缶コーヒーを買って長時間立ち読みをする。
しかし、さっき入って来た男は明らかに様子が変だった。
真っ青な表情に雨の中を歩いて来たのかと思う程の大量の汗、目は真っ赤に充血し頬は落ち窪んでいる。
(変なクスリでもやってるんじゃねえのか?)
男は最初に雑誌を手に取ったが、まるで読んでいない。
せわしなくページをめくり目はキョロキョロと辺りを伺う。
そうしている内に男は変な悲鳴を上げて後ずさり始めた。
『おい、何やってるんだオッサン』
大輔が注意した瞬間、背中からぶつかられた客が男の肩に手をかけた。
180以上ある大男で腕には刺青を施してある。
(あーあ、オヤジやばいよ、半殺しにされちゃうぞ)