最期の手紙
夫の死
平成14年4月8日夕刻
家の電話が鳴り響いた。
特に
よく電話の入る家ではなかった。
その電話の音はどこか
不安を駆り立てるような
そんな響きを感じた。
家の電話が鳴り響いた。
特に
よく電話の入る家ではなかった。
その電話の音はどこか
不安を駆り立てるような
そんな響きを感じた。