あの日…
学校の放課後
私はいつも通り
帰り支度をしていた。
そんなとき…
「唯~今日合コンあるんだ♪
一回くらい行ってみよ~よ?
イケメンいるからさ☆☆」
親友の舞が楽しそうに
誘ってきた。
これで何度目だろう
舞の誘いを断るのは
「ごめん。あたしパス」
あたしは素っ気なく答えた。
「唯~お願い。今日マキが
いけないらしくてさぁ~…」
今回はやけに根強い…
舞は一回言いだすといつも
こんな風にしつこい。
「…でも、興味ないから…」
そんな私の言葉も聞かず
舞は話を進めている。
あたしが行く意味あんのかな
そう私は苦笑いを浮かべていた
「ねっ?決まりー☆☆」
ふと気付けば舞の話は
終わっていた。
どうやら今回の合コンは
行かなくちゃならないみたい…
最悪だ… まぁあれだけ
舞から言われると
断れなくもない。
仕方なく私は 舞に
ついていった。