あたし達夫婦なんです!!
隼人くんが部屋に入ってきた。
顔を見て安心したのか一気に涙が出てきた。
「隼人くーん、ふぇっ」
ぽろぽろと涙が出てきた。
あたしは隼人くんに優しく抱きしめられた。
「話しは愛美から聞いたよ。ぜってぇ、許さねーよ。実花に迫った奴を!」
あたしは泣きながら隼人くんに言った。
「暴力はダメだよ。あたしはもう大丈夫だからさ。それよりもあたしのために早く帰ってきてくれてありがと。心配かけてごめんね。それよりも仕事のほうは大丈夫なの?」
「実花がそんなに心配することじゃねーよ。今日、ずーっとこうして傍にいるからさ。」
「ならよかった。」