キラキラ~ホンマは好きやし~







初めて、修ちゃんとキスした。
せやのに、ゆうちんと間違われた。
こんなのってあり……?
『キーンコーンカーンコーン』
チャイムが鳴って、離れる唇。
目を開けると、ゆっくり微笑む修ちゃん。
「七海、好きやで」
まるで自分に言い聞かせるように。
そう言う修ちゃんに、あたしは笑顔を向ける。







 
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