キラキラ~ホンマは好きやし~






そんなうちらの気持ちを知らない修太は、めっちゃご機嫌さん。


「結~羽!やろうぜ~♪」


柔道のペアを、
いつも頼まへんうちに頼んでくる。


そうとう浮かれてんな、コイツ…。


めっちゃ腹立つ…!!


一本背負いでいつもより力強く投げてやる。


きっと、スゴイ顔で。


それでも、修太のにやけている顔はおさまらへん。


「もー1回!」


これで10回目。








  
< 36 / 433 >

この作品をシェア

pagetop