キラキラ~ホンマは好きやし~
控えめに、でも必死に言ってるゆうちんの姿が目にうかぶ。
ゆうちんは、もう、吹っ切ってる。
あたしのことも、許してくれてる。
だから澤田くんにあたしのことを───
「……あたし、まだ前の彼氏の事忘れられへん。
澤田くんと、その彼氏のこと重ねてた…
澤田くんの事好きやけど、
きっと、重ねることによって出来た気持ちやと思う……
だから、あたし………」
あたしがそう言うと、澤田くんは立ち上がって
あたしを抱きしめた。
「さ、澤田くん…!」