恋文~隣のきみ~
桜の下
●咲良●
「好きなんだ。付き合ってくれないかな?」
同じサークルの男の子。
・・・・だと、思う。
正直、あんまり分からない。
「ごめんなさい。好きなヒトがいるんです」
彼は「そっか。ちゃんと答えてくれてありがとう」と言って、去っていった。
うちの大学自慢の桜並木の道を。
満開の桜。
この場所が気に入ってココに決めたようなもの。
私、春野 咲良(ハルノ サクラ)は、ずっと探してるヒトがいる。
「好きなんだ。付き合ってくれないかな?」
同じサークルの男の子。
・・・・だと、思う。
正直、あんまり分からない。
「ごめんなさい。好きなヒトがいるんです」
彼は「そっか。ちゃんと答えてくれてありがとう」と言って、去っていった。
うちの大学自慢の桜並木の道を。
満開の桜。
この場所が気に入ってココに決めたようなもの。
私、春野 咲良(ハルノ サクラ)は、ずっと探してるヒトがいる。