恋文~隣のきみ~
偶然な運命
○桜哉○

それは、4月。

あの子を見つけて、お近づき作戦を練りながら帰宅。

アパート前にに引っ越し業者のトラックが止まってる。

「シーズンだからな〜」

どうやら俺の隣の部屋へ荷物を運んでるらしい。

あんまり、ドタバタしないでくれ・・・

段ボールの隙間をぬって、部屋に帰る。

「あ、それは、コッチです」

ん?

この声・・・

ドアからこっそり隣を覗く。

長い髪をくくり上げ、首からタオルをさげてる。

「!!!!まじかよ・・・」

春野 咲良が、一所懸命指示を出してた。

さすがに隣は、やばいだろ・・・

まだ、俺のこと知りもしないのに、焦る。

まだ、早い。



作戦が完成してない。
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