恋文~隣のきみ~
●咲良●
夏くんがつけてたネックレス。
出張が多いお父さんが「いつも一緒だから」って、くれたんだって。
いつも、つけてた。
可愛いなぁ・・・って、いつも見てた。
真ん中の桜が、回りながらキラキラ光る。
「ぼくの、宝物なんだ」
ぎゅっと握る、夏くんは、お父さんがダイスキだった。
夏くんがつけてたネックレス。
出張が多いお父さんが「いつも一緒だから」って、くれたんだって。
いつも、つけてた。
可愛いなぁ・・・って、いつも見てた。
真ん中の桜が、回りながらキラキラ光る。
「ぼくの、宝物なんだ」
ぎゅっと握る、夏くんは、お父さんがダイスキだった。