恋文~隣のきみ~
「良く鏡みて!」
向日葵の小さな鏡に、私が映った。
ね?
メガネをかけて、髪も真っ黒で。
化粧は超ナチュラル。
いたって、普通。
それが、私!
「咲良は綺麗なんだよ?」
「騙されません。周りを見て」
授業前の教室。
短大部だから、女の園。
選り取り見取り。
うちは、短大部と大学部が同じ敷地内にある。
授業は別でも、その他はみんな一緒なんだ。
「どうして、自覚しないかな~?」
諦めたように、向日葵が鏡をしまう。
自覚?
してますよ。
私は、普通の女の子です。
向日葵の小さな鏡に、私が映った。
ね?
メガネをかけて、髪も真っ黒で。
化粧は超ナチュラル。
いたって、普通。
それが、私!
「咲良は綺麗なんだよ?」
「騙されません。周りを見て」
授業前の教室。
短大部だから、女の園。
選り取り見取り。
うちは、短大部と大学部が同じ敷地内にある。
授業は別でも、その他はみんな一緒なんだ。
「どうして、自覚しないかな~?」
諦めたように、向日葵が鏡をしまう。
自覚?
してますよ。
私は、普通の女の子です。