恋文~隣のきみ~
「メガネ!それやめて、コンタクトにすれば?」

「いや」

迷うことなく、即答。

コレだけは、絶対譲れない。

「なんでぇ?」

「なんでも!」

お昼の食堂は、大混雑。

こういう人混みで食事が苦手な私は、コンビニで買ったパンを持って桜並木の下へ。

ぽかぽかの中、舞い散る桜をみながらのランチ。

やっぱり、落ち着く。




「そんなに美味しい?その、パン」


木根 桜哉さんだった。
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