恋文~隣のきみ~
夏輝の話に良く出てくる女の子。

『俺の大切な妹なんだ』

俺は、退院しても夏輝に会いに病院へ行った。

どんどん、細くなる夏輝。

ベットに寝たきりになっても、いつも笑顔だった。

『コレ』

渡されたのは、1枚の写真。

『それが、咲良。おばさんが、送ってくれたんだ』

そこには、セーラー服を着て元気に笑う女の子が居た。

やばい。

夏輝の話だけの存在が、現実化した。

俺は、逢いたくて仕方なくなった。
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