恐怖館
次の日
しょくぱんまん「アンパンマン、ここにいたんですか」
アンパンマン「こんにちは、しょくぱんまん」
しょくぱんまん「今ジャムおじさんからアンパンマンの頭を預かってきたんですよ」
アンパンマン「そういえば昨日変えなかったからね」
しょくぱんまん「さあ、どうぞ」
僕は新しい顔を見つめた。
表情のない自分が見つめ返してきた。
僕は衝動的にそれを投げ捨てたくなったけど、しょくぱんまんが僕の頭を外してしまったからできなかった。
しょくぱんまん「さあ新しい顔ですよアンパンマン……あ、野良犬だ……」
しょくぱんまんは近づいてきた野良犬に僕を与えた。
僕は犬に喰われた。