Black×WhiteⅠ
第1章
再スタート
「美羽!!」
向こうの方から私の名前を呼び、駆け寄って来る私の相棒。
「…なに」
「良さそうな学校見つけたんだけど!」
「………」
「星華学園って言うんだけどね?共学で駅に近いし、私立なだけあって制服も可愛い!!どう??」
「……うん」
「本当!?やったー!!じゃあ電話掛けてみる♪」
そう言って、学校案内のパンフレットを見ながら電話を掛け出した相棒。
何故こんな事をしているのかと言うと、私達2人の転入先を探しているから。
訳有って前の学校を2人して辞めたけど、さっき転入先を決めていない事に気づいた。
だから焦って、相棒が新しい学校を探し始めた。