Black×WhiteⅠ
「美羽!OKだって!!」
学校側に転入を承諾してもらったのが余程嬉しかったのか、笑顔でこっちにやって来た。
「…なんて」
「えっと、明日から来ても良いよって言われた」
「…そう」
せめて高校くらいは卒業しておきたかったから、本当に安心した。
「なんかワクワクするね!」
「…そうかな」
「もう…素直じゃないんだからぁ」
素直もなにも、別にワクワクはしない。けど、
相棒と…、莉奈と前のように高校へ通える事は嬉しかった。