そんな目で私をみないで


「俺も好きだよ」


耳元に聞こえる先生の声が
くすぐったい



先生がゆっくり私を離す


「ちゃんと西岡の事が好きだよ
でも、最終日までは、俺の生徒な?」



納得させるように
優しく言った


でも、納得するわけないじゃん



「まだ実習生なのに
俺の生徒って変ですよ」

「だめ。あと3日は生徒として見る」









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