*桜色の想い出*
+瞬恋
瞬恋*/
─ドサッ─
その時、横で物音がした。
「・・・え?」
見るとそこには、苦しそうに
屈み込む怜桜の姿。
「え、怜桜・・・ッ?」
「ねえ、どうしたの!?」
「──・・・ッうぅ」
汗を垂らしながら胸を押さえ
蹲る怜桜。
「怜桜!?怜桜!怜桜!!」
「やだ、怜桜・・・ッ」
「れおぉぉぉぉー・・・ッ!!」
それから、近所の人が
救急車を呼んでくれて、怜桜は
病院に運ばれて行った。
あたしもその救急車に乗っていたが、
怜桜に縋り泣くだけだった。
「怜桜、怜桜・・・ッ」
何で・・・?
あたしは怜桜の異変に
気付いてあげられなかった・・・。
ゴメンね・・・怜桜・・・!
胸が張り裂けそうだった。
─ドサッ─
その時、横で物音がした。
「・・・え?」
見るとそこには、苦しそうに
屈み込む怜桜の姿。
「え、怜桜・・・ッ?」
「ねえ、どうしたの!?」
「──・・・ッうぅ」
汗を垂らしながら胸を押さえ
蹲る怜桜。
「怜桜!?怜桜!怜桜!!」
「やだ、怜桜・・・ッ」
「れおぉぉぉぉー・・・ッ!!」
それから、近所の人が
救急車を呼んでくれて、怜桜は
病院に運ばれて行った。
あたしもその救急車に乗っていたが、
怜桜に縋り泣くだけだった。
「怜桜、怜桜・・・ッ」
何で・・・?
あたしは怜桜の異変に
気付いてあげられなかった・・・。
ゴメンね・・・怜桜・・・!
胸が張り裂けそうだった。