*桜色の想い出*
+忘恋
忘恋*/
「咲綺!」
「怜桜、何ー?何か用?」
素っ気無く返す。
あたし達はお互いの病室に通い合って、
色んな話をするようになった。
名前も呼び捨てで呼び合うのが普通に。
「病院ってさー狭くて嫌い・・・」
あたしが俯いてぽつりと呟いたのを、
怜桜は聞き逃さなかった。
「んじゃー病院抜け出しちゃおっか!?」
「はぁ・・・っ!?」
「いーじゃん、ちょっとくらいっ」
その後、何だかんだもめたけど
結局抜け出す事になってしまった。
「咲綺!」
「怜桜、何ー?何か用?」
素っ気無く返す。
あたし達はお互いの病室に通い合って、
色んな話をするようになった。
名前も呼び捨てで呼び合うのが普通に。
「病院ってさー狭くて嫌い・・・」
あたしが俯いてぽつりと呟いたのを、
怜桜は聞き逃さなかった。
「んじゃー病院抜け出しちゃおっか!?」
「はぁ・・・っ!?」
「いーじゃん、ちょっとくらいっ」
その後、何だかんだもめたけど
結局抜け出す事になってしまった。