《短》狼の中の狼


一気に顔に血が上った私を見て、悠太は楽しそうに笑う。


「お前、また変なこと考えたろ?」

「考えてないもん!」

「真希エローい。」

「だから違うってば!」

「まぁ、ちなみに俺はお前のその期待に応える準備、いつでも出来てるぜ?」

「もうっ…馬鹿ぁっ!!」


そう言うと、


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