あの夏の君へ
第二章

昨日と違う今日






昨日彼氏ができました。

相手は高校になってから知り合い、仲良くなった男友達。

最初は恋愛感情なんて更々無くて、ただ笑い合ってる事だけが幸せだと思っていました。

でも月日が経つにつれて、自分に芽生える彼への感情が抑えきれなくなりました。

それでも好きだと思いたくありませんでした。

認めたくありませんでした。

今の関係が崩れてしまうのが嫌やったからです。

彼が私に対する態度も日に日に変わってきている事に気付いた事もありました。

それでも、もしかしたら私の勘違いかもしれないという思いが勝ち、言えずにいました。







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