あの夏の君へ







あの日、言うつもりだった言葉。



果たして私はあの日、言えてたやろうか。




胸を張って、惨めでも、彼に好きと告げることが出来たやろうか。






「なぁ…亜樹氏…」

「なに?」

「バスん時な」










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