コスプレ少年×少女(仮)
「やっと出てきたわね」
遊園地の入り口。
待ちかまえていたのはー
「さっちゃん・・・」
「そんな変装でバレないと思ってるの?とゆうか2人とも分かりやすいのよ」
楽しそうにクスクス笑っているさっちゃん。
・・・いつバレたんだろ。
「にしてもやられたわ。お化け屋敷でまけると思ったのに、観覧車にもついてきてただなんてね。あなたたちが出てくる所を見て顔から火が出そうだったわよ。どーせ見てたんでしょ」
「・・・ごめん跡つけて。でも心配だったの。もし恋人だったら、さっちゃんに対しての態度を審査しようと思って」
「あたしはもう大丈夫。もう昔の心配はいらないのよ?」
「さっちゃん・・・その人が変えてくれたんだね」
そう言うとさっちゃんの顔が赤くなった。
「大丈夫と言えばラブ・クレイジーの10巻限定版もう少しで手にはいるからね」
「だからもういいって言ったじゃん?実は彼がくれたの」
「え、そなの・・・?」
・・・あたし何のために自分がレイカだってバラして奴隷なんかしてたんだろう・・・。
「いつもあたしのためにありがとうね彩華。凛くんとはもう付き合ってるの?」
「はい「違うよ」」
同時に違うことを言った。
「恋人なんかじゃないよ。いっつもあたしのことこき使ってばっかだし」
それから凛のお兄さんと一緒になってあたしたちはしばらく冷やかされた後、あたしたち姉妹を凛たち兄弟が送ってくれた。