雨のち晴れ。
もう、頼れないんだから。
自惚れたらいけないんだ。
私を、支えてくれるはずだった人は
空にいるから。
ずっと、見守ってくれてるって信じてる。
だから、これからは1人で...
「1人で生きていくなんて考えたらあかんで。
 俺らがおるんやからな!!」
__貴方は、一体...?
どうして、考えている事が分かるの?
超能力者ですか?
口に出さないで欲しかった。
私は、孤独の中生きてきたから。
命綱だった、彼氏にも別れを告げられ
深く、深く、暗い、闇へ突き落とされた。
それでも、貴方と出会って間もないけど
小さな、小さな灯火が心に。

闇の先に、遠い、遠い先に
光が見え始めたの。
もう、闇の中泣くのは嫌。
光に手を伸ばし続ける。
いつか掴める日がくると信じて。
1%でも可能性があるなら、
私はその1%に賭ける。

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