猫かぶりな君。


ボーッとしていると下からカチャカチャと朝ごはんを作る音が聞こえてきた。



…もうこんな時間か。
悩んでるときって時間経つの早く感じる。


「真央ー!そろそろ起きなさーい」

いつものように下から声をかけてくれるお母さんは声が耳に入る。



「…はーい!」


すぐ下に行くとお母さんは驚いていた。

そりゃそうだよね。
毎朝起こしてくれるけどいつも中々起きないのに今日はすぐ降りていったんだし。




―――――――




「じゃあ行ってきまーす」

いつもより30分早い登校。
私の家から学校はそんなに遠くない距離。


この時間ならきっと一番最初に学校に着きそうだな…
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