猫かぶりな君。
残り少ない体力を出し切ったがもともと運動苦手な私はすぐ追い付かれた。
…もうダメだ……
そう思った刹那。
「……わ…!」
腕を捕まれて逃げることが出来なくなった。
「はぁ……はぁ…」
荒くなったて肩でして息を整える。
「…なに逃げてんだよ」
そう言いながら私の腕を掴んでいた手が離れる。
「…別に逃げてないし」
……………………
……………
2人の間に気まずい空気が漂った。
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