【短編】空を見上げると…
prologue



水色の絵の具をこぼしたような空。


雲一つない青空に、飛行機雲が落書きをする。


そんな大きなキャンバスを見上げた。





忘れたくても忘れられない。


思い出に出来ないあの日。



オレは未だにあの日のことを引きずってたんだ――。







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