【短編】空を見上げると…



正直、陽菜のことは好きだったけど、恋愛感情があるかといえばなかった。


だから優先するのは友達だし、女友達とも遊んだりした。


それを陽菜もうるさく言わなかったし、自由に遊んでいた。



でも、今思うと、言えなかったのかもしれない。


陽菜は本当にオレのことを好きでいてくれた。


だから、嫌われたくない! その一心でオレに何も言えなかったんだと思う。





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