美少年と私





榊くんをみると、バッチリと目線があってしまった

僕を睨みつけるような瞳をしていた




「八王子くんありがとう。」




隣にいる莉愛ちゃんが急にお礼をいった

下を向きながらも顔を赤く染め慣れていないであろうのお礼




「いいよ!莉愛ちゃんの役に立てたなら嬉しい。」




僕も率直な感想を述べると莉愛ちゃんの顔が僕を見てにこりと笑った

その顔が可愛くてたまんなかった



実験中榊くんと女子は3人で行動をし僕と莉愛ちゃんで行動をした
一つの班で3つの実験をしなければいけない

僕と莉愛ちゃんは忙しく動き回った30分のロスがあったため最後まではできなかったけど2人とも退屈はしなかった





「八王子くん!あのさなんか私が引っ張り回してごめんね」





教室に帰る廊下で莉愛ちゃんは一人の女子と一緒に僕のところにきてくれた




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