美少年と私
…やっぱり莉愛ちゃんも思ってたんだ
「ていうかあんた誰?」
え!まずそこから!
莉愛ちゃんの顔が驚愕している
たしか同じクラスだよね
てか同じクラスじゃないとここにいないし
「あは!ごめんねたぶん寝てた♪」
ぺろっと舌を出して僕に詫びた
すごく脱力する感じだった
憎めないそのような感じ
「僕は八王子 日向。泉ちゃんよろしく」
僕は歩きながら、泉ちゃんにお辞儀をすると、泉ちゃんも同じようにお辞儀を深くした
がしゃん
急に耳を突っ切った鋭い音
びっくりして顔をあげると泉ちゃんのカンペンが落ちたのだ
「あっ!ごめん。」