美少年と私
泉ちゃんは天然も入っているみたいだった
急いで筆箱をとって莉愛ちゃんの肩を叩いた
「でも莉愛がショタとはいえ男子と一緒にいるって珍しいね」
泉ちゃんが急にそんなことを言った
ショタって傷つくよほんとに
「えっとー訳ありで大丈夫ですから」
莉愛ちゃんは泉ちゃんに目くばせをして先を急いだ
僕と泉ちゃんは取り残されて2人で顔を見合わせた
「…莉愛おかしいわね。男子といるなんて本当に珍しいよ。しかもね莉愛から話しかけるのも初めて見る」
泉ちゃんは僕のことをずっとすごい人のように言っていた