・:*:・゚'☆・:麗華お嬢様の物語・:★*:・゚',
麗華のモデルの仕事は

夜22時を回った為、

ここで打ち切りとなった。


急いで帰り支度をする。


「麗華ちゃん急ぎだった?!

 慌ててるけど大丈夫?」


「うん。

 ちょっと用事が…

 でも、大丈夫。

 私の笑顔に免じて許してもらうわ。」


そう言い足早に隅田の車に乗り込んだ。


「急いで!」


「はい。どちらへお送りしましょうか?」


綺麗に盛った頭を振り乱して麗華は言う。


「家に決まってるでしょ!

 洸(コウ)様が出るのよ!」


「はぁ…。

 かしこまりました。」


隅田の頭の中には『?』がいっぱい飛んでいたが

車を猛スピードで走らせた。
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