・:*:・゚'☆・:麗華お嬢様の物語・:★*:・゚',
麗華は急いで家に入った。

玄関を入るなり、すぐさまリビングへ向かった。


『ピッ。』


テレビをつけた。


「ごめんなさい、洸様。

 今日は20分の遅刻です・・・。

 でも、お仕事だったから

 お許し下さい。」


麗華は残りの40分手を握り締め

目を輝かせながらテレビを見つめていた。


洸様とは、

今麗華がはまりにはまっている

男優だ。


髪の毛を伸ばせば

女の子に見えるほどの美形のルックスだ。

目はクリクリし、

髪の毛は爽やかに風になびいている。

身長は183cm

スラットし、足がものすごく長い。


そんな相手に麗華は本気で

恋をしているのだ。

芸能人と恋愛がしたいだなんで

滅相もない…

10代で気づく世間と芸能界の違いに

麗華は今も尚

気づいてはいないのだから

かなり痛い子!!!!
< 15 / 65 >

この作品をシェア

pagetop