・:*:・゚'☆・:麗華お嬢様の物語・:★*:・゚',
これ!って・・・・・



足じゃん?!


麗華の差し出したページには美脚のオンパレード


「もしかして、麗華さんって

 足のモデル??」


山本は顔を引き攣らせながら

恐る恐る聞いた。


「そうよ。

 存じてなくって?

 いろんな雑誌にわたくしの足が出てるから、

 皆さんご存知かと思ってましたわ。

 特に今はカラータイツが流行ってるでしょー。

 もう、いろんな会社からオファーが来てて大変なのよー。

 サインだったら腱鞘炎にならない程度に

 1日3名様限定で差し上げてもよくってよ。」


そう言い麗華は雑誌‘トントン’にスラスラとサインした。

話しを聞き教室は一気に寒い空気が流れた。


『チーン!』


麗華が話し終わる頃には

山本以外のクラスメイトの姿は近くになく、

皆散らばっていた。


まぁ、人間の関係なんて

そんなもんだろう・・・。(笑) 


またしても麗華KO負けである。
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