・:*:・゚'☆・:麗華お嬢様の物語・:★*:・゚',
3人が喫茶店でお茶していると

麗華には早速デートのお誘いが来た。


『週末、一緒に映画どうですか?』


麗華はデートの誘いなんて初めてだった。


「里美!山本さん!

 こんなメールが来ましてよ。

 わたくしどう処理したらいいんでございましょう…。」


麗華は焦っていた。


「えぇ~?!やったじゃん☆

 返事なんて、麗華が思った通りに返せばいいんだよ。

 相手には自分の気持ちを正直に伝えるのが大切だよ♪」


里美が言った。 


「・・・。行ってあげてもよくってよ。」


麗華はいつも口調に話す。


「それじゃぁ、無理だよぉ~。

 明らかに上から目線じゃん!

 もっと可愛くできないわけぇ~?!

 今までの彼氏みたいにさぁ~。」


「・・・・・・。」


沈黙が5分続いた。


「・・・えぇっ?何このじらし方!

 気が抜けちゃうじゃん。

 過去の恋愛を聞いてるのぉ~。」


里美は少しイライラした様子で話す。


「・・・だってわたくし、想像の中でしか男の人と付き合ったこと無くってよぉ~。」


突如麗華が泣き叫びだした。


「ちょっと、ちょっと…

 周りの目も気にして泣きなさいよぉ~。

 みんな見てるから!

 恥ずかしいでしょ。」


里美は麗華の腕を取り、慰めた。
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